双语阅读:《哈利波特与魔法石》第15章禁林7
「もうそれは聞いた」ハグリッドは不機嫌だった。
「さーて、もしお二人さんのどっちかでも何か気がついたら俺に知らせてくれ、たのむ。さあ、俺たちは行こうか」
ハリーとハーマイオニーはハグリッドの後についてそこから離れた。二人は肩越しに何度も振り返り、木立が邪魔して見えなくなるまで、ロナンとベインをしげしげと見つめていた。
「ただの一度も――」ハグリッドはイライラして言った。
「ケンタウルスからはっきりした答えをもらったためしがない。いまいましい夢想家よ。星ばかり眺めて、月より近くのものにはなんの興味も持っとらん」
「森にはケンタウルスがたくさんいるの?」とハーマイオニーが尋ねた。
「ああ、まあまあだな……たいていやっこさんたちはあんまり他のやつとは接することがない。だが俺が何か聞きたい時は、ちゃんと現れるという親切さはある。連中は深い、心がな。ケンタウルス……いろんなことを知っとるが……あまり教えちゃくれん」
「さっき聞いた音、ケンタウルスだったのかな?」ハリーが聞いた。
「あれが蹄の音に聞こえたか?いーや、俺にはわかる。ユニコーンを殺したヤツの物音だ……あんな音は今まで聞いたことがない」
三人は深く真っ暗な茂みの中を進んだ。ハリーは神経質に何度も後ろを振り返った。なんとなく見張られているような嫌な感じがするのだ。ハグリッドもいるし、おまけに石弓もあるから大丈夫、とハリーは思った。ちょうど角を曲がった時、ハーマイオニーがハグリッドの腕をつかんだ。
「ハグリッド!見て、赤い火花よ。ネビルたちに何かあったんだわ!」
「二人ともここで待ってろ。この小道から外れるなよ。すぐ戻ってくるからな」
ハグリッドが下草をバッサバッサとなぎ倒し、ガサゴソと遠のいていく音を聞きながら、二人は顔を見合わせていた。恐かった。とうとう二人の周りの木の葉がカサコソと擦れ合う音しか聞こえなくなった。
「あの人たち、怪我したりしてないわよね?」ハーマイオニーがハリーの背中にしがみついてささやく。
「マルフォイがどうなったってかまわないけど、ネビルに何かあったら……もともとネビルは僕たちのせいでここに来ることになってしまったんだから」
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