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双语阅读:《哈利波特与魔法石》第15章禁林9

时间:2013-03-28 10:21:37  来源:可可日语  作者:ookami

フィレンツェも怒り、急に後足で立ちあがったので、ハリーは振り落とされないように必死に彼の肩につかまった。

「あのユニコーンを見なかったのですか?」フィレンツェはベインに向かって声を荒げた。

「なぜ殺されたのか君にはわからないのですか?それとも惑星がその秘密を君には教えていないのですか?ベイン、僕はこの森に忍び寄るものに立ち向かう。そう、必要とあらば人間とも手を組む」

フィレンツェがさっと向きを変え、ハリーは必死でその背にしがみついた。二人はロナンとベインを後に残し、木立の中に飛び込んだ。

何が起こっているのかハリーにはまったく見当がつかなかった。

「どうしてベインはあんなに怒っていたの?君はいったい何から僕を救ってくれたの?」

フィレンツェはスピードを落とし、並足になった。低い枝にぶつからないよう頭を低くしているように注意はしたが、ハリーの質問には答えなかった。二人は黙ったまま、木立の中を進んだ。長いこと沈黙が続いたので、フィレンツェはもう口をききたくないのだろうとハリーは考えた。ところが、ひときわ木の生い茂った場所を通る途中、フィレンツェが突然立ち止まった。

「ハリー·ポッター、ユニコーンの血が何に使われるか知っていますか?」

「ううん」ハリーは突然の質問に驚いた。「角とか尾の毛とかを魔法薬の時間に使ったきりだよ」

「それはね、ユニコーンを殺すなんて非情きわまりないことだからなんです。これ以上失う物は何もない、しかも殺すことで自分の命の利益になる者だけが、そのような罪を犯す。ユニコーンの血は、たとえ死の淵にいる時だって命を長らえさせてくれる。でも恐ろしい代償を私わなければならない。自らの命を救うために、純粋で無防備な生物を殺害するのだから、得られる命は完全な命ではない。その血が唇に触れた瞬間から、そのものは呪われた命を生きる、生きながらの死の命なのです」

フィレンツェの髪は月明かりで銀色の濃淡をつくり出していた。ハリーはその髪を後ろから見つめた。

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