《伯爵与妖精》卷二第六章那家伙无情的复仇6.4
エドガーも救われない。
爱德格也无法得救。
プリンスの手を逃れ、自由を得たというのに、また厳しくて孤独な戦いの中に身を置こうというのだろうか。
明明已经逃离王子、重获自由,却又要陷入孤独的战斗之中吗?
そんなのあんまりだ。
那样也太悲惨了。
ため息をついてリディアの方に振り返ったエドガーは、さっきの冷酷(れいこく)な気配(けはい)をすっかりひそめた、紳士的な方の彼だった。
叹了一口气,转头看着莉迪雅的爱德格已经藏起刚才冷酷无情的一面,回复到平时的绅士模样。
「ごめんね、リディア。いやなものを見せてしまった」
「抱歉,莉迪雅,让你看到不愉快的事了。」
こちらに歩み寄り、行こうか、と手をさしのべる。拒絶し、自分で立ちあがったリディアは、エドガーをじっと見あげた。
「走吧。」爱德格走了过来,向她伸出手,但是莉迪雅婉拒了他的好意,自行站起身来,然后凝视着他。
「あの人を、箱詰めにするの?」
「你要把那个人装进箱子里吗?」
「きみは、知らなくていい。共犯者じゃないんだから」
「你不需要知道、毕竟你不是共犯。」
かすかに、淋(さび)しげに眉(まゆ)をひそめた。
因为感到寂寞、所以她微微皱着眉。
そう、リディアは彼の仲間じゃない。大切な仲間を救おうとするかのように、必死に助けてくれたけれど、共犯者じゃないから、これ以上彼にはかかわれない。
没错、莉迪雅并不是他的同伴、虽然他好像是为了救重要的伙伴而拼命、但是因为她不是共犯,所以无法多加干涉。
でも、納得できない。
可是,她无法接受。
「エドガー、何のためにあたしを、フェアリードクターとして雇ったの? 伯爵としての、新しいあなたを手助けするためじゃなかったの?」
「爱德格,你是为了什么才雇用我当妖精博士呢?不是要我帮助以伯爵的身分重生的你吗?」
「……そういう話はあとにしよう。そろそろここから出ないと、こいつの手下たちが戻ってくるかもしれないからね」
「......那些话等一下再说吧,再不赶快离开的话,这家伙的爪牙说不定会再回来呢。」
「何言ってるの? だったら早く、ドーリスとロザリーを捜して助け出さなきゃ。ふたりもこの船に運ばれてるんでしょ?」
「你在说什么,既然如此就要赶快去找朵丽丝与罗萨琳、将她们救出来,她们两人应该也被送上了这艘船吧?」
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