《伯爵与妖精》卷二第六章那家伙无情的复仇6.6
「……ええ、あいつは最悪よ。あたしだって、だまされてばかりだもの」
「......没错,那家伙真的很可恶,连我也被他骗得团团转。」
「うそ、あなたあいつの仲間じゃない。助けに来たなんて言って、わたしをどうするつもりなの? 仕返ししようっていうの?」
「骗人,你不是那家伙的同伴吗?你说是来救我的又是何居心?你想要报复吗?」
「違うわ。ねえロザリーさん、閉じこめられて、怖くて不安な気持ちがわかる?」
「不是的,罗萨琳小姐,现在你应该了解那种被关起来的恐惧与不安了吧?」
少し肩を震(ふる)わせ、ロザリーは怯(おび)えたような視線を上げた。
罗萨琳肩膀微微地颤动,不安地抬起头来。
「……わかる……、だから、こんなことになったのも、自業自得だって思ったの」
「......我已经知道了......我会落得这种下场也算是自作自受吧。」
「だったら、あたしの言葉を信じてちょうだい。あなたがどんな思いでいるかわかるから、助けたかったのよ」
「既然如此,那就请你相信我,正因为我知道你有什么感受,所以才想救你出来。」
にっこり笑って、リディアはロザリーに手を差しのべた。
莉迪雅微笑着向罗萨琳伸出手。
「さあ、行きましょ。まだドーリスさんを捜さなきゃならないし、早く船から逃げ出さないと、悪いやつらが戻ってくるかもしれないの」
「来,我们走吧,我们还要去找朵丽丝小姐,不早点逃离这艘船的话,那些坏人说不定还会再回来。」
彼女がリディアの手を取ろうとしなかったのは、まだ半信半疑だったからだろう。それでもロザリーは、リディアについてこようとする様子を見せた。
罗萨琳没有握住莉迪雅的手,因为她大概还在半信半疑吧,尽管如此,她似乎愿意跟着莉迪雅一同行动。
ドーリスのことが気になったからかもしれない。
或许是因为她还对朵丽丝的事情耿耿于怀吧。
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