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《伯爵与妖精》卷二第六章那家伙无情的复仇6.6

时间:2011-11-08 13:57:21  来源:可可日语  作者:ookami

「だってドーリスが、隠し事をするからいけないのよ。おじさまのこと、ちゃんと教えてくれればこんなことにならなかったのに」

「因为朵丽丝有事瞒着我,所以是她不对在先呀,如果她老实告诉我叔父的事情就不会弄成这样了。」

「でもあなた、彼女に悪いことしたと思ってるんでしょ?」

「不过,你应该也对她有点良心不安吧?」

「だけどあやまるなんていやよ。事故で同時に両親を亡くしてから、わたしがドーリスを守ってきたのよ。泣いてばかりのあの子の保護者はわたしなのよ。あの子と仲良くしていいのはわたしだけなのに、あやまったりしたら、わたしがいやな子だって言ってるようなものじゃない。そしたらドーリスは、わたしから離れていくわ」

「可是我不喜欢向人低头嘛,自从父母因为意外同时双亡后,一直是我在保护朵丽丝,保护那个爱哭鬼的人是我呀,能和她那么要好的人只有我,如果要我道歉的话,不就等于承认自己是个坏孩子吗?如果我那样做的话朵丽丝会离我远去的。」

「すごい独占欲ね」

「你的占有欲还真强烈。」

「だって、ドーリスがいなかったら、たったの七歳で急に家族を失って、同じ苦しみをわかってくれるあの子がいなかったら……」

「因为若是朵丽丝不在了的话、那个可以了解年仅七岁就失去家人的痛苦的她不在了的话......」

「じゃあ、なおさら早く助け出さなきゃ」

「所以,我们要快点把她救出来啊。」

「でもいや、会いたくないし、あやまらないわよわたし!」

「可是我不要,我不想见她、我不要道歉!」

頑固(がんこ)なまでに拒絶するのは、ドーリスや自分の身にせまる危険よりも、わがままで支配するようにしかつなぎ止める方法を知らなかった親友に、絶交を言い渡されるかもしれない瞬間が怖いのだろうか。

她之所以会如此强烈地拒绝,是因为比起朵丽丝和自己眼前的危机,她更怕那位自己只会以任性的支配方式来维系关系的好友,也许会和她绝交。

立ち止まったまま、意地でも動かないといった様子のロザリーを、リディアはどうすることもできなかった。

对于这样站着、固执地一动也不动的罗萨琳,莉迪雅实在拿她没办法。

「ドーリスさんはあたしが捜すわ。だからあなたは、そこの部屋に隠れてて。いい? グレアム卿の仲間には気をつけて、見つからないようにね」

「那我去找朵丽丝小姐吧,你就躲在那个房间里,听好喔,要小心格雷尔姆爵士的同伙,不要被他们发现。」

ロザリーは返事をしなかったが、これ以上もたもたしている時間はないと思った。

虽然她没有回应,但是莉迪雅已经认为没有时间再拖下去了。 

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