《伯爵与妖精》卷二第七章春风传递祝福7.1
「ドーリス嬢(じょう)はこちらです」
「朵丽丝小姐在这里。」
レイヴンが誘導する。
雷温替他们带路。
「どうしてわかるの?」
「为什么你会知道呢?」
「船底で叫んでいたグレアムの手下に聞きました。船内で騒ぎが起きたので、部外者に発見されないよう眠らせて場所を移したようです」
「我问过格雷尔姆那个在船底喊叫的手下,他说因为船内一阵骚动,所以他们为了不让她被外来者发现,于是将她迷昏、移到其他地方。」
ロザリーとやっつけたあいつのことだ。あのときは、ドーリスに続いてロザリーも隠すつもりだったところを、リディアが通りかかったというわけだろう。
就是那个罗萨琳与莉迪雅合力摆平的家伙。那个时候他刚处理完朵丽丝,正打算继续将罗萨琳藏起来的时候,正好被经过的莉迪雅发现了。
歩きながらレイヴンは、エドガーにピストルを手渡す。グレアムのところに置いてきたはずのものだ。それから彼は、リディアの方を見た。
雷温一边走着,一边将手枪交给爱德格,那应该是放在格雷尔姆爵士办公室里的手枪。然后,他看着莉迪雅说:
「そうだリディアさん、これを忘れていました」
「对了,莉迪雅小姐,您忘记这个东西了。」
レイヴンが差し出したのは、いつやらの缶詰だ。
雷温拿出的正是一个罐头。
「あの、それはべつにあたしの武器ってわけじゃないのよ」
「不好意思,我说过那并不是我的武器啦。」
しかしレイヴンは、彼女が受け取るべきものだと信じ込んでいるのか、差し出したまま待っているだけだ。
可是雷温似乎认为那是她应该要收下的东西,所以一直伸出手等着她拿。
「リディアには持って歩くのはじゃまかもね。僕が持っておこう」
「莉迪雅拿着那个罐头走路也挺麻烦的,我来替她拿吧。」
エドガーがそう言って、ようやく納得したように缶詰を手渡す。
爱德格这么一说,雷温才终于理解似地将罐头交到他手中。
再び急ぎ足で、ふたりはレイヴンについていくが、急にあたりが騒がしくなりはじめていた。
两人加快脚步跟随着雷温前进,突然,附近开始喧闹了起来。
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