《伯爵与妖精》卷二第七章春风传递祝福7.1
第七章祝福は春風にのって
第七章 春风传递祝福
薄暗い通路を歩きはじめたエドガーとリディアのそばへ、音もなく近づいてくる影があった。
一道无声无息的影子逐渐接近走在昏暗通道上的爱德格与莉迪雅。
リディアは、いきなり目の前に立ちはだかった人影に、驚いて悲鳴をあげた。
这个人影突然阻挡在面前,莉迪雅吓得大叫。
反射的に、そばにあった柱にしがみつけば、「すみません」と淡々(たんたん)とした声が届く。
她反射性地紧抱身旁的柱子,没想到耳边却传来一句淡淡的「对不起」。
よく見れば、レイヴンだった。
仔细一瞧,原来是雷温。
「び、びっくりした……」
「吓、吓我一跳。」
「リディア、どうせなら僕にしがみついてくれればいいのに」
「莉迪雅、既然你想抱、那抱住我不就好了。」
どんな状況でも、こういうせりふを思いつくってどうなのよ。
他无论在任何情况下都能想出这种肉麻话,到底是想怎样啦!
「……本能的に避けてるの!」
「......我只是本能性地躲开你。」
ふいと顔を背(そむ)けるが、離れて行動していたらしいレイヴンが戻ってきたということは、リディアをからかっている場合ではないということなのだろう。エドガーはすぐに、神妙(しんみょう)な顔をレイヴンに向けた。
他忽然别过脸去,大概是因为刚才与他们分头行动的雷温正好回来了,所以现在不是戏弄莉迪雅的时候吧,爱德格立刻以一脸正经的表情望着雷温。
「エドガーさま、ボートが複数横付けされました。じきにグレアムの仲間が侵入(しんにゅう)してくるかと思います」
「爱德格伯爵,有好几艘小船靠了过来,我想格雷尔姆的同伙就快要闯进来了。」
「わかった。急ごう」
「知道了,快走吧。」
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