《伯爵与妖精》卷二第七章春风传递祝福7.3
「だから、ローズマリーの葉っぱが……ああ、なんてこった」
「我说,是迷迭香的叶子啦......哎呀,怎么会这样。」
わけがわからず首を傾げる。しかしそれ以上、ニコの混乱した説明を聞いている場合ではなかった。
莉迪雅一副听不懂的模样,可是,现在已经没时间听尼可那不知所云的说明了。
「とにかく、僕たちの問題はそれだけじゃなさそうだ」
「总之,我们的问题好像不止如此。」
バラバラと足音が近づいてきていたのだ。
凌乱的脚步声逐渐逼近。
倉庫の入り口へなだれ込んでくると、リディアたちを取り巻く。
一群人从仓库的入口蜂拥而入,将莉迪雅他们团团包围。
立ちはだかる男たちの間から、グレアムがこちらへ進み出た。
格雷尔姆爵士从这群挡在通道的男子当中走了过来。
「伯爵、立場が逆転したようだな」
「伯爵,真是风水轮流转呀。」
意識を取り戻したグレアムが、仲間に囲まれて自信を回復したらしく、にやりと笑った。
恢复意识的格雷尔姆爵士似乎是在同伴的簇拥之下找回了自信而得意地笑着。
「私を罠(わな)にはめようと、ずいぶん画策(かくさく)したわりには最後のツメがあまかったわけだ」
「虽然你为了使我落入圈套而精心策划,但却在最后一刻轻视了敌人。」
「それはどうかな」
「那又如何?」
「たったひとりで何ができる。あの歩く凶器みたいな男は、船底に閉じこめたぞ」
「你只有一个人能做什么?那个有如行走武器的男孩已经被关在船底罗。」
なるほど、リディアが船底に閉じ込めたはずの、太った男も取り巻きの中にいた。
原来如此,那个应该被莉迪雅关在船底的肥胖男子也在这群人中。
「彼を見くびらないでもらいたい」
「可别太小看他了。」
しかしエドガーは、淡々(たんたん)と返す。
但是爱德格只是冷冷地回答他。
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