《伯爵与妖精》卷二第七章春风传递祝福7.3
「チッ、世話の焼ける。青騎士伯爵なら、霧男と互角(ごかく)に戦えるってもんだろうよ」
「啧,真是个麻烦的家伙,如果是青骑士伯爵,至少能与雾男战成平手吧?」
ニコが不満げにつぶやいた。
尼可不悦地低语。
「だってエドガーは本物じゃないもの。そんな力がどこにあるのよ」
「可是爱德格又不是真正的青骑士伯爵,哪有那种力量啦。」
「本物じゃなくても襲われるのかな。僕を喰らっても、霧男は復活できないんじゃないのか?」
「不是本尊也会被攻击吗?雾男就算吃掉我也没办法复活不是吗?」
「それは、向こうだって存在がかかってるんだから、とにかく喰らってみるでしょ」
「那是因为他对于青骑士伯爵的存在耿耿于怀,所以不管怎样都想致你于死地。」
「なるほど」
「原来如此。」
「それに、青騎士伯爵の力というより、名を継いでいる人物ってだけで価値があるのかもしれないし」
「况且,暂时不提青骑士伯爵的力量,说不定只要你继承了封号就会有所价值。」
ボギービーストに瓶(びん)詰(づ)めにされて苦しんでいて、エドガーにおとりにされて腹を立てて、ロザリーとドーリスを助けなければと考えながらエドガーの本音に気持ちをゆさぶられ、とにかく霧男に対して手を打つことをすっかり忘れていたのはリディアの失態だった。
她因为之前被魔兽关在瓶子里而痛苦不已、又被爱德格当成诱饵弄得一肚子气,还得一边惦记着要救出罗萨琳与朵丽丝、一边受到爱德格真心话的影响而心情动摇,就算场面如此混乱,但是压根忘记雾男这件事确实是莉迪雅的疏忽。
ボギービーストがそんなに早く戻ってはこないだろうと、気をゆるめていたせいもある。
大概是她认为魔兽不可能那么快恢复因此大意了。
とにかくこのことは、フェアリードクターとしての重大なミスなのだ。
总之,这件事情对妖精博士而言是非常重大的失误。
あ! と急にニコが声をあげた。
『啊!』尼可突然叫了出来。
「ローズマリーだ、リディア!」
「是迷迭香啦,莉迪雅!」
「何のこと?」
「什么?」
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