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《伯爵与妖精》卷三第二章舞会上的骚动2.10

时间:2011-12-02 12:57:01  来源:可可日语  作者:ookami

彼女をベンチに座らせたエドガーは、立ったままじっと見おろしている。着慣れないドレスの胸元が気になってしまう。

领她坐到长椅上的爱德格站在一旁俯视着她,这让莉迪雅开始在意起那穿不惯的晚礼服的衣襟。

「ドレス、よく似合ってるよ。シフォンケーキのようだね」

「这套晚礼服很适合你,好像戚风蛋糕呢。」

「それって、ほめてるの?」

「这是赞美吗?」

「うん、とてもおいしそうだ」

「嗯,看起来很可口。」

いつものふざけたせりふに、どう突っ込んでやろうかしらと考えている間に、エドガーだけはキャラメル色と表現するリディアの赤茶の髪を、彼はすくい取って口づけた。

正当莉迪雅在思考该如何回应他一如往常的戏谑口吻时,爱德格捧起了莉迪雅被他形容为牛奶糖色的红褐色秀发轻啄了一口。

「月が見てるから、キャラメルだけでがまんしよう」

「因为月亮正在看着我们,所以我只好忍耐着先吃牛奶糖充饥了。」

灰紫(アッシュモーヴ)の瞳の色が、情熱の赤を秘めて見えるのは、ネクタイをとめる大きなルビーのせいかもしれない。

他的灰紫色双眸似乎藏着一抹热情的火红,这或许是受到领带上的红宝石影响吧。

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