《伯爵与妖精》卷三第三章绯月、白月3.3
「このままじゃあの方に、女王さまと結婚していただくしかなくなってしまいます」
「这样下去,只能请那位先生跟女王陛下结婚了。」
「まあ待って、マリーゴールド。指輪をはずせばいいんでしょう?」
「哎呀,慢着,金盏花,只要把戒指拿下来就行了吧?」
言いながらもリディアは、そうなったら今度はエドガーに、〝月〟を受け取れというマリーゴールドの攻撃が始まるだろうことを考えていた。
但是莉迪雅又突然想到,要是拿回了戒指,金盏花一定会卯足全力逼爱德格收下『月亮』吧。
受け取らなければいい。彼女にはケルピーみたいな力業(ちからわざ)はできないだろう。
那只要爱德格不收下就行了,毕竟她一定没有格鲁比那样的蛮力。
でも、女性にあまいエドガーが、何かの間違いで受け取ってしまうかもしれない。
可是,向来拿女性没辙的爱德格说不定一个不留神就会收下它。
どうすればいいのかと考え込んでいたので、ノックの音がしたとき、つい「どうぞ」と言ってしまっていた。
因为莉迪雅正在专心地思考对策,所以当敲门声响起时她便不自觉地说了声:「请进。」
「おはよう、リディア」
「莉迪雅,早安。」
エドガーの顔を見たとたん、リディアは顔が熱くなるのを感じ、あわててうつむく。開いた手紙を読んでいるふりで顔を隠す。
莉迪雅一看见爱德格便一阵面红耳赤,她连忙低下头假装在看信,并用信遮住脸。
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力業「ちからわざ」1. 力气活儿。体力劳动。2. 凭力气的技艺。
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