《伯爵与妖精》卷三第三章绯月、白月3.8
「父は公爵に雇われて、城や庭園やご家族の肖像を描いていたんです。十六だったぼくは、そのころ画家になる気はなくて、でもむりやり父に助手として連れ出されて、絵の具を調合したりカンバスを張ったり……、それを若君は、ときどき見に来ていました」
「家父受公爵雇用描绘城堡、庭院以及家族成员的肖像,当年十六岁的我并无心成为画家,但还是硬被父亲拉去当助手,帮忙调色,固定画布......那位少主时常会来探视。」
「それで仲良くなったんですね?」
「你们因此成为了好友吗?」
「ええ、数ヶ月の間でしたけど、遊び相手の少ない若君には、格好の相手だったんでしょうね。絵描きなんてと思っていたぼくのつたない習作を見て、才能があると言ってくれたんです。彼が公爵家を継いだら、面倒を見てやるとまで。子供でも、高尚(こうしょう)な芸術にたくさん接していたでしょうからね、ちょっとその気にさせられましたよ。ぼくも若かったし、だったら画家になると安易に約束したものの、才能なんてとんでもなくて、その後も苦労を続けていますが。でもおかげで、父にけなされてばかりで遠ざけていた絵を描くことが、じつは好きでたまらなかったんだと気づきました。ほんとうに彼は、フェアで思いやりがあって、育ちがいいというのはこういうことかと思うような少年でした」
「是的。虽然前后不到几个月,但对于缺少玩伴的少主而言,我应该是个不错的玩伴吧,他看过我的拙作之后称赞我非常有才能,甚至还说等他继承公爵家后会好好照顾我,虽然他尚年少,但也经常接触高水准的艺术吧,因此他的话不禁让我开始认真起来,因为当时我还小,所以便轻易地答应他要成为一名画家,可是我毕竟没有才华,之后辛苦了一段时日,不过多亏了他,我才发现自己其实很喜欢总被父亲说的一文不值、自己也可以疏远的绘画,说真的,他既公正又富有同情心,看得出是位接受过良好教育的少年。」
その部分についても、リディアは首を傾げたくなった。
这个部分也让莉迪雅越听越疑惑。
「ですから、彼も公爵家の方々も、みんな亡くなったと聞いたときはショックでした」
「因此当我听到他及公爵一家身亡的消息时震惊不已。」
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安易「あんい」形容动词。1. 容易的。轻而易举的。2. 安逸的。闲散的。3. 马马虎虎的。随随便便的。事態を安易に考える。把事情想得太容易了。
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