《伯爵与妖精》卷三第三章绯月、白月3.8
だからポールに、世に出る機会を与えようとしている。
所以才想要给波尔一个崭露头角的机会。
ポールが公爵家の少年になつかしい思い出を重ねているように、エドガーもきっとなつかしさを感じている。
正如波尔对公爵家少主的强烈思念一般,爱德格一定也感到相当怀念。
ポールを妖精たちからかばったし、リディアが伯爵家の仕事を保留にしてポールにつきそうのも許している。
他不但从妖精们的手中保护了波尔,还允许莉迪雅将伯爵家的工作摆在一边陪伴波尔。
残酷(ざんこく)だったり非情だったりするエドガーの一面を、リディアは身をもって体験しているが、本当はとても情(じょう)のあつい人だとも思う。
虽然莉迪雅曾经亲身体验过爱德格既残酷又无情的一面,不过他其实是非常重感情的人。
彼が非情になるのは、最悪の状況をともに切り抜け支え合ってきた仲間のためだけだ。
他为了一同杀出重围、相互扶持的同伴们,才会抛弃了自己的感情。
ポールとの昔の友情を、大切に感じているとしても不思議はない。
所以,就算他仍珍惜着与波尔的昔日情谊也没什么好奇怪。
「リディア、僕を見つめてくれるのはうれしいけど、せめて眉間(みけん)にしわはよせないでくれ」
「莉迪雅,你一直看着我让我感到相当开心,不过你也别皱眉头呀。」
気がつけばリディアは、テーブルをはさんで向かい側にいるエドガーを、じっとにらみつけるように見ていたらしい。
她这才发现,自己一直几近怒视地瞪着坐在桌子对面的爱德格。
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