《伯爵与妖精》卷三第四章义贼团的奸细4.6
もちろんリディアは、身分の違いや雇われているという上下関係を持ち出され逃げ出せなかったわけではない。そもそも最初からうさんくさかったエドガーを、伯爵として見ていなかったし、対等な口のきき方を続けている。
当然,莉迪雅并非被悬殊的身分或被雇用等尊卑关系绑住,而是打从一开始,她就没把形迹可疑的爱德格当成伯爵,两人始终是平起平坐。
しかしそんなふうに感じたポールは、リディアを助けたというよりも、エドガーに高潔な紳士(しんし)であってほしいと思っているように見えた。
但是,波尔并非因为莉迪雅受到欺压才出手相救,从他的行动可以看出,他是希望爱德格能维持高雅的绅士风范。
間違っても身分下のうぶな少女に、強引に手を出すような人ではあってほしくないと。
即使是误会也好,波尔不希望他是个会对身分低下的纯真少女强行出手的人。
エドガーが、公爵家(こうしゃく)の若君とは別人だと思っていても、どこかで重ねているのだろうか。
尽管他认为爱德格与公爵家的少主是不同人,但是多少还是有相同之处吧。
とすると、彼がリディアにやさしいのも、エドガーが特別扱いしているように見える少女だからではないのだろうか?
这么一来,他或许是认为爱德格对莉迪雅有特别待遇,才会对她这么温柔的吧?
「ま、そんなものよね」
「算了,大概就是这样吧。」
ため息とともに、またつぶやく。
莉迪雅轻叹了一口气,又开始喃喃自语。
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うぶ 形容动词。纯真无邪。未经世故。
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