《伯爵与妖精》第四卷第七章蓝宝石的梦7.3
呆然(ぼうぜん)としながら、エドガーの言葉を聞いていたマギーの目から、たぶん自分でも意識していないまま涙がこぼれた。
玛姬茫然地听着爱德格的话,她大概没发现自己的眼眶已经不自觉地盈满泪水。
「……それ、母さんが、幸福の……おまもりだからって、母が教えてくれて……」
「……母亲说过,那是带来幸福的……护身符,是母亲教我的……」
「きみの本当の、家族や友人たちが、魂(たましい)の平安と幸福を祈っているはずなんだ。みんな忘れて、絆(きずな)を断ちきってしまいたい? 別人の人生に乗り換えたいと本当に思う?」
「你真正的家人与朋友们应该正为你的灵魂祈求平安与幸福,你真的要忘掉大家,斩断这份羁绊吗?你真的打算过着别人的人生吗?」
エドガーは、彼女の方へ一歩踏み出す。
爱德格朝她跨出一步。
「きみを思う人たちは、きっといつまでもきみのことを忘れられない。悲しみは癒(い)えないけれど、きみも忘れないでいてくれると、どこかで見守ってくれているとささえにして、生きていくだろう」
「牵挂你的人们一定永远都忘不了你,虽然心中的悲伤无法治愈,但只要你也惦记着这些人,那么他们便会认为你在某处守护着自己,并能够靠着这份信念活下去。」
「テリーサ、そいつの言うことを聞くな、テリーサでいれば望みがかなうんだぞ! 金のために働かなくていい。貴族と結婚だってできる!」
「德瑞莎,别听那家伙胡说八道,只要你继续扮演德瑞莎就能实现愿望,不必在为了讨生活而工作,还可以与贵族结婚呀!」
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