《伯爵与妖精》第四卷第七章蓝宝石的梦7.8
意味深(いみしん)に言いながら、ユリシスはアーミンをさらに引き寄せた。
尤利西斯意味深长地说着,并将雅美拉近身边。
「もう、あなたの目の前で殺すくらいしか使い道がない」
「除了在你眼前杀掉她之外,这个女的没有任何利用价值。」
階段の中ほどで立ち止まると、ユリシスはピストルをアーミンの手に握らせた。
尤利西斯在石阶中段停下脚步,将手枪推到雅美手中。
「さあ、自分を撃つくらいはできるだろう?」
「如何,你至少还有举枪自戕的力气吧。」
アーミンは黙々と従い、銃口(じゅうこう)を自分に向けようとした。
雅美默默地服从对方,并将枪口对准自己。
「何するのよ、卑怯者(ひきょうもの)!」
「你在做什么,这个卑鄙的家伙!」
リディアは叫んだが、ユリシスには痛くもかゆくもないだろう。
虽然莉迪雅大声斥责他,但是尤利西斯大概不痛不痒吧。
そのとき、アーミンは急に身体(からだ)の向きを変えた。彼女らしい俊敏(しゅんびん)さはなかったが、すぐそばのユリシスに抱きつくにはじゅうぶんで、彼の背中に腕をまわしたアーミンは、銃口をうなじに押しつけた。
此时,雅美突然转过身去,虽然不如她以往敏捷利落,却足以抱住身旁的尤利西斯,接着雅美将手臂环住尤利西斯的背,并将枪口抵住他的后颈。
「おまえ、逆(さか)らえるはずは……」
「你应该无法背叛……」
そのはずだ。なのにどうして?
瑟尔奇无法违逆拥有皮毛的人,然而,为什么?
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