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《伯爵与妖精》第四卷第七章蓝宝石的梦7.9

时间:2012-03-06 10:26:50  来源:可可日语  作者:ookami

慣れた様子で、ユリシスは迷路のようなそこを抜けた。

尤利西斯似乎十分熟悉这里的路径,顺利离开迷宫般的地道。

階段をあがれば丘の上だ。

他们登上石阶之后,来到了山丘上。

曇り空の下、はげしい波の音が続いている。セルキーたちの憤(いきどお)りはさらに激しさを増して、波しぶきがこんな丘の上にまで流されてくると、霧雨(きりさめ)のように感じられるほどだ。

灰蒙蒙的天空下依旧波涛汹涌,瑟尔奇们的愤怒更加高涨,被激起的浪花甚至拍打到山丘上,让人产生一种下着毛毛细雨的错觉。

そんな丘の頂上に薪(まき)が組まれ、火が焚(た)かれていた。

山丘顶端不但堆着柴薪,还升起了火。

「見てよ」

「你瞧。」

ユリシスは、焚き火のそば、海が見渡せる場所までリディアを引きずってくると言った。そぎ落とされた耳から、頬(ほお)を伝(つた)う血を気にした様子もない。

尤利西斯一边说,一边硬拖莉迪雅到火堆旁,那里可以远眺海景,他毫不在乎耳朵被削掉,血流满面的伤势。

「フェアリードクターのつもりならわかるだろう? もう止められないよ」

「若你想成为妖精博士的话,应该也明白吧?已经无法阻止瑟尔奇了呀。」

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