《伯爵与妖精》卷七第三章不详的预兆3.1
「だめよ。その……、悲しい涙だから、持っててもあまりいいものじゃないわ」
“不行……那是悲伤的眼泪,带在身上会招来不幸。”
「そういえばリディア、バンシーが泣くのは一族の誰かの死を予見してるって言わなかった?」
“莉迪雅,你是不是有提到班希哭泣代表家族中会有人死亡的预兆?”
「それは、そうと決まったわけじゃないわ。彼女は予見して泣いてたわけじゃなさそうだもの。ええと、そうだ、琥珀を燃やしてみて。燃え尽(つ)きたら、妖精の魔力がこもってはいないただの琥珀よ」
“也不是绝对,因为她似乎不是预见死亡才哭泣的。对了,可以把这些琥珀放在火上燃烧看看,若是能被火烧尽,就代表是不具备妖精魔力的普通琥珀。”
エドガーが頷くのを確認して、レイヴンは集めた琥珀を暖炉(だんろ)の火にくべた。
雷温确认爱德格点头同意后,将刚才收集的琥珀放在暖炉的柴火上。
見る間に炎に包まれ、琥珀は燃える。
琥珀立刻在火焰的包围之下燃烧起来。
リディアはほっとして、肩の力を抜いた。
莉迪雅总算安心了。
考えすぎだ。
果然是我多虑了。
わからないことが多すぎて、自分の気持ちも定まらなくて、不安になっているだけだろう。
突然发生太多莉迪雅无法理解的事,加上她的心情又摇摆不定,才会徒增不安。
「エドガー、あたしがきっと、バンシーの記憶の封印(ふういん)を解くわ。あなたは、ユリシスやプリンスから自分やみんなを守ることだけを考えて」
“爱德格,我一定会设法解开班希记忆的封印,所以你只要尽全力保护自己和大家不受尤利西斯和王子攻击就好。”
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