《伯爵与妖精》卷七第四章孤枕难眠的夜晚4.4
なぜだかもうしわけなさそうに、ポールは頷いた。
波尔不知为何满怀歉意地点头。
「はい、琥珀をさがせと言われました。心当たりはないかと執拗(しつよう)に聞かれましたけど、ぼくにはまるでわからないし。だったら、その、青騎士伯爵にたのめば魔力を持つ琥珀くらい見つけられるはずだと……」
“是的,他叫我去找琥珀,而且还不断问我有没有头绪,但我完全不知道,结果他就说……叫青骑士伯爵去找,区区一颗蕴藏了妖精魔力的琥珀他总找得到吧……”
ユリシスにケンカをふっかけられたのだ。エドガーは不愉快(ふゆかい)そうに鼻を鳴らした。
尤利西斯这句话分明是在挑衅,爱德格不悦地用鼻子冷哼一声。
「家捜(やさが)ししても、奴にだって見つけられなかったくせに、負け犬の遠吠えだよ」
“他翻遍别人的住处也没找到,这不过是丧家之犬在乱吠罢了。”
だとしても、それが伯爵家にとって重要なものなら、エドガーは青騎士伯爵の名にかけて、琥珀をさがしださねばならない。
话说回来,如果那颗琥珀是伯爵家的重要物品,那么爱德格就必需赌上青骑士伯爵的名誉把它找出来。
「それでポールさん、バンシーは人質(ひとじち)なんですか?」
“波尔先生,班希被尤利西斯当作人质了吗?”
「あー、いえ、危害を加えられることはないと思います」
“啊、不是的,我想他应该不会对班希下毒手。”
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