双语阅读:《哈利波特与魔法石》第6章从943站台开始的旅程7
十二時半ごろ、通路でガチャガチャと大きな音がして、えくぼのおばさんがニコニコ顔で戸を開けた。
「車内販売よ。何かいりませんか?」
ハリーは朝食がまだだったので、勢いよく立ち上がったが、ロンはまた耳元をポッと赤らめて、サンドイッチを持ってきたからと口ごもった。ハリーは通路に出た。
ダーズリー家では甘い物を買うお金なんか持ったことがなかった。でも今はポケットの中で金貨や銀貨がジャラジャラ鳴っている。持ちきれないほどのマーズ·バー·チョコレートが買える……でも、チョコ·バーは売っていなかった。そのかわり、パーティー·ボッツの百味ビーンズだの、ドルーブルの風船ガムだの、蛙チョコレート、かぼちゃパイ、大鍋ケーキ、杖型甘草あめ、それにいままでハリーが一度も見たことがないような不思議な物がたくさんあった。
一つも買いそこねたくない、とばかりにハリーはどれも少しずつ買って、おばさんに銀貨十一シックルと銅貨七クヌートを払った。
ハリーが両腕いっぱいの買い物を空いている座席にドサッと置くのをロンは目を皿のようにして眺めていた。
「お腹空いてるの?」
「ペコペコだよ」
ハリーはかぽちゃパイにかぶりつきながら答えた。
ロンはデコボコの包みを取り出して、開いた。サンドイッチが四切れ入っていた。一切れつまみ上げ、パンをめくってロンが言った。
「ママったら僕がコンビーフは嫌いだって言っているのに、いっつも忘れちゃうんだ」
「僕のと換えようよ。これ、食べて……」
ハリーがパイを差し出しながら言った。
「でも、これ、パサパサでおいしくないよ」とロンが言った。そしてあわててつけ加えた。
「ママは時間がないんだ。五人も子供がいるんだもの」
「いいから、パイ食べてよ」
ハリーはいままで誰かと分け合うような物を持ったことがなかったし、分け合う人もいなかった。ロンと一緒にパイやらケーキやらを夢中で食べるのはすてきなことだった(サンドイッチはほったらかしのままだった)。
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