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双语阅读:《哈利波特与魔法石》第6章从943站台开始的旅程7

时间:2012-11-26 11:09:47  来源:可可日语  作者:ookami

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ふくろうを買う余裕がなくたって、何も恥ずかしいことはない。自分だって一ケ月前までは文無しだった。ハリーはロンにその話をした。ダドリーのお古を着せられて、誕生日にはろくなプレゼントをもらったことがない……などなど。ロンはそれで少し元気になったようだった。

「――それに、ハグリッドが教えてくれるまでは、僕、自分が魔法使いだってこと全然知らなかったし、両親のことも、ヴォルデモートのことも……」

ロンが息をのんだ。

「どうしたの?」

「君、『例のあの人』の名前を言った!」

ロンは驚きと称賛の入り交じった声を上げた。

「君の、君の口からその名を……」

「僕、名前を口にすることで、勇敢なとこを見せようっていうつもりじゃないんだ。名前を言っちゃいけないなんて知らなかっただけなんだ。わかる?僕、学ばなくちゃいけないことばっかりなんだ――きっと……」

ハリーは、ずっと気にかかっていたことを初めて口にした。

「きっと、僕、クラスでびりだよ」

「そんなことはないさ。マグル出身の子はたくさんいるし、そういう子でもちゃんとやってるよ」

話しているうちに汽車はロンドンを後にして、スピードを上げ、牛や羊のいる牧場のそばを走り抜けていった。二人はしばらく黙って、通り過ぎてゆく野原や小道を眺めていた。

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