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双语阅读:《哈利波特与魔法石》第6章从943站台开始的旅程10

时间:2012-11-29 10:55:54  来源:可可日语  作者:ookami

「あのね、スキャバーズのひげの端っこの方が少し黄色っぼくなってきたみたい」

ハリーはロンが寮のことを考えないように話しかけた。

「それで、大きい兄さんたちは卒業してから何してるの?」

魔法使いって卒業してからいったい何をするんだろうと、ハリーは思った。

「チャーリーはルーマニアでドラゴンの研究。ビルはアフリカで何かグリンゴッツの仕事をしてる」とロンが答えた。

「グリンゴッツのこと、問いた?『日刊予言者新聞』にべ夕べタ出てるよ。でもマグルの方には配達されないね……誰かが、特別警戒の金庫を荒らそうとしたらしいよ」

ハリーは目を丸くした。

「ほんと?それで、どうなったの?」

「なーんも。だから大ニュースなのさ。捕まらなかったんだよ。グリンゴッツに忍び込むなんて、きっと強力な闇の魔法使いだろうって、パパが言うんだ。でも、なんにも盗っていかなかった。そこが変なんだよな。当然、こんなことが起きると、陰に『例のあの人』がいるんじゃないかって、みんな怖がるんだよ」

ハリーはこのニュースを頭の中で反芻していた。「例のあの人」と聞くたびに、恐怖がチクチクとハリーの胸を刺すようになっていた。これも、「これが魔法界に入るってことなんだ」とは思ったが、何も恐れずに「ヴォルデモート」と言っていた頃の方が気楽だった。

「君、クィディッチはどこのチームのファン?」ロンが尋ねた。

「うーん、僕、どこのチームも知らない」ハリーは白状した。

「ひえー!」

ロンはものも言えないほど驚いた。

「まあ、そのうちわかると思うけど、これ、世界一おもしろいスポーツだぜ……」

と言うなり、ロンは詳しく説明しだした。ボールは四個、七人の選手のポジションはどこ、兄貴たちと見にいった有名な試合がどうだったか、お金があればこんな箒を買いたい……ロンが、まさにこれからがおもしろいと、専門的な話に入ろうとしていた時、またコンパートメントの戸が開いた。今度は、「ヒキガエル探し」のネビルでもハーマイオニーでもなかった。

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