双语阅读:《哈利波特与魔法石》第7章分院帽6
ハリーがスリザリンのテーブルを見ると、身の毛のよだつようなゴーストが座っていた。うつろな目、げっそりとした顔、衣服は銀色の血でべっとり汚れている。マルフォイのすぐ隣に座っている。マルフォイはその席がお気に召さない様子なのでハリーはなんだかうれしかった。
「どうして血みどろになったの」と興味津々のシェーマスが聞いた。
「私、聞いてみたこともありません」と「ほとんど首無しニック」が言葉をにごした。
全員がお腹いっぱいになったところで食べ物は消え去り、お皿は前と同じようにピカピカになった。まもなくデザートが現れた。ありとあらゆる味のアイスクリーム、アップルパイ、糖蜜パイ、エクレア、ジャムドーナツ、トライフル、いちご、ゼリー、ライスプディングなどなど……。
ハリーが糖蜜パイを食べていると、家族の話題になった。
「僕はハーフなんだ。僕のパパはマグルで、ママは結婚するまで魔女だと言わなかったんだ。パパはずいぶんドッキリしたみたいだよ」とシェーマスが言った。
みんな笑った。
「ネビルはどうだい」ロンが聞いた。
「僕、ばあちゃんに育てられたんだけど、ばあちゃんが魔女なんだ」
ネビルが話し出した。
「でも僕の家族はズーッと僕が純粋マグルだと思ってたみたい。アルジー大おじさんときたら、僕に不意打ちを食わせてなんとか僕から魔法の力を引き出そうとしたの――僕をブラックプールの桟橋の端から突き落としたりして、もう少しでおぼれるところだった。でも八歳になるまでなんにも起こらなかった。八歳の時、アルジー大おじさんがうちにお茶にきた時、ぼくの足首をつかんで二階の窓からぶら下げたんだ。ちょうどその時エニド大おばさんがメレンゲ菓子を持ってきて、大おじさんたらうっかり手を離してしまったんだ。だけど、僕はまりみたいにはずんだんだ――庭に落ちて道路までね。それを見てみんな大喜びだった。ばあちゃんなんか、うれし泣きだよ。この学校に入学することになった時のみんなの顔を見せたかったよ。みんな僕の魔法力じゃ無理だと思ってたらしい。アルジー大おじさんなんかとてもよろこんでヒキガエルを買ってくれたんだ」
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