双语阅读:《哈利波特与魔法石》第11章魁地奇比赛3
十一時には学校中がクィディッチ競技場の観客席につめかけていた。双眼鏡を持っている生徒もたくさんいる。観客席は空中高くに設けられていたが、それでも試合の動きが見にくいこともあった。
ロンとハーマイオニーはネビル、シェーマス、ウエストハム·サッカーチームのファンのディーンたちと一緒に最上段に陣取った。ハリーをびっくりさせてやろうと、スキャバーズがかじってボロボロにしたシーツで大きな旗を作り、「ポッターを大統領に」と書いて、その下に絵のうまいディーンがグリフィンドール寮のシンボルのライオンを描いた。ハーマイオニーがちょっと複雑な魔法をかけて、絵がいろいろな色に光るようになっていた。
一方、更衣室では、選手たちがクィディッチ用の真紅のローブに着替えていた(スリザリンは緑色を着た)。
ウッドが咳払いをして皆を静かにさせた。
「いいか、野郎ども」
「あら女性もいるのよ」
チェイサーのアンジェリーナ·ジョンソンがつけ加えた。
「そして女性諸君」ウッドが訂正する。「いよいよだ」
「大試合だぞ」フレッド·ウィーズリーが声を張り上げた。
「待ち望んでいた試合だ」ジョージ·ウィーズリーが続けた。
「オリバーのスピーチなら空で言えるよ。僕らは去年もチームにいたからね」
フレッドがハリーに話しかけた。
「黙れよ。そこの二人」とウッドがたしなめた。
「今年は、ここ何年ぶりかの最高のグリフィンドール·チームだ。この試合は間違いなくいただきだ」
そしてウッドは「負けたら承知しないぞ」とでも言うように全員をにらみつけた。
「よーし。さあ時間だ。全員、頑張れよ」
ハリーはフレッドとジョージの後について更衣室を出た。膝が震えませんようにと祈りながら、大歓声に迎えられてグラウンドに出た。
マダム·フーチが審判だ。競技場の真ん中に立ち、箒を手に両チームを待っていた。
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