《伯爵与妖精》卷三第三章绯月、白月3.9
「うん」
「嗯。」
エドガーはさらりと答えた。
爱德格爽快地回答。
「喘息(ぜんそく)持ちで家にこもりきりだった。十歳ぐらいで治ってたんだけど、母が心配性でね。マナーハウスを訪ねてくる客とも、ほとんど顔を会わせることはなかったよ」
「因为我患有气喘病,所以只能待在家里,十岁那年虽然治好了,不过母亲生性爱操心,纵是有人来访也几乎不让我与客人见面。」
「だから、社交界に昔のあなたを知ってる人がいないのね」
「因此,社交圈里也没人知道你的过去吧。」
「たぶん、ひとりをのぞいてね」
「大概吧,除了一个人之外。」
そのひとりが、ポールだ。唐突(とうとつ)にリディアが、こんなことを言いだしたわけも、ポールが何か話したのだと彼は気づいているようだった。
那个人就是波尔,爱德格似乎已经发现莉迪雅会突然提起这些事是因为波尔对她说了些什么。
「でも、使用人がたくさんいたでしょう? 家庭教師とかも」
「可是应该还有很多侍者或家庭教师吧?」
「そのころの家庭教師も、上級召使いも、家族の身近にいただけにみんな死んでるよ。生き残った使用人は、僕の顔なんか知らないだろう」
「无论是当时的家庭教师、高级侍者、以及家族成员身边的人全都命丧火窟了,生还的侍者应该不清楚我的长相吧。」
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召使い「めしつかい」1. 佣人。仆人。2. 家仆。学徒。
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