《伯爵与妖精》卷三第七章与大骗子的约定7.2
「思わず飛び出しかけたよ。ニコがカエルを川に投げ込んでくれたから、ケルピーの注意をそらせたけど」
「我差一点就要冲出去了呀,还好尼可为了分散格鲁比的注意力将青蛙丢进河里。」
とりあえずはケルピーのなわばりから離れようというのか、エドガーは森の中を小走りに急ぐ。力をゆるめずにリディアの腕をつかんだままなのは、彼女がケルピーのもとへ戻ると言い出さないかと怖(おそ)れているようでもあった。
总之,爱德格似乎想尽速离开格鲁比的地盘,于是在森林里快步行走,他仍然紧紧地握着她的手,大概很怕她会说要回到格鲁比的身边。
「リディア、あの女心がみじんもわからないような妖精と、本当に結婚したいわけじゃないだろう?」
「莉迪雅,难道你真的想与那个不解风情的妖精结婚吗?」
そんなことは、すでに問題ではないのだ。
她想不想与格鲁比结婚已非症结所在。
約束が成立しているのに、エドガーのやろうとしていることは無茶な上に無意味なことだ。
明明已经立下约定就不该反悔,但是爱德格的行为不仅是胡闹、而且毫无意义。
「……ここは妖精界よ。あなたのうそやはったりが通用する世界じゃない。約束をたがえることはできないの」
「......这里可是妖精界哟,就算你说谎或强词夺理也没用,我是无法违背誓约的。」
「きみに命を助けられたと知って、そうだったのか、と感動しただけですむと思った? だとしたら、きみの大きな見込み違いだ」
「你以为我在知道你救了我之后,只会感动地说句『是这样啊』,然后什么都不做吗?如果你真的这样想就大错特错了。」
少し怒ったように、彼は言う。
他的语气似乎有些愤怒。
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