《伯爵与妖精》第四卷第六章神秘的城堡6.10
「無理だってば。あたし、役立たずだもの」
「没用的,我没办法帮上你的忙。」
意味がわからないというふうに、彼は首を傾(かし)げた。
爱德格一脸纳闷,好像不明白莉迪雅的话中含意。
「テリーサにもなれなかった。コリンズ夫人は、あたしも幽霊(ゆうれい)の子も、違うってことわかってたのよ。死んだ娘は戻ってこないって。……あたしも、母はもういないんだってよくわかった。母から何も教われないまま、勝手にフェアリードクターを名乗ってるだけ。ひとりでがんばっても、役立たずよ」
「我连德瑞莎这个角色都扮不好,柯林斯夫人已经察觉到无论是我、或是那个幽灵都不是德瑞莎,再也无法召唤已故的爱女……我也很清楚自己的母亲已经不在人世,没有从母亲那里学到任何东西的我自称为妖精博士,即使埋头苦干仍帮不上忙。」
エドガーが助けに来てくれなければ、火の中でリディアはどうにもできなかっただろう。
如果不是爱德格前来搭救,莉迪雅大概只能在大火中坐以待毙吧。
セルキーたちを、ひとりも助けられなかったに違いない。
而且绝对连一名瑟尔奇都救不了。
あのときリディアは、どうにか自分を奮(ふる)い立たせようとしながら、ほとんど絶望していた。
尽管莉迪雅在当时想试着振作精神,但是她其实几近绝望。
コリンズ夫人が助けようとしたのはスージーで、リディアはひとりきりだった。
柯林斯夫人想救的是苏西,而莉迪雅只是孤单一人。
自分にはフェアリードクターの誇りだけしかなくて、知識も経験も足りないし、母のようにささえてくれる人もいない。
自己空有妖精博士的骄傲,无论是知识或经验都不足,更不像母亲那样有人支持着她。
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