《伯爵与妖精》第四卷第七章蓝宝石的梦7.6
彼は手を握ったまま唐突(とうとつ)に言った。
而爱德格则紧握着莉迪雅的手突然开口道:
「悪くないな。何も見えないのに、きみがここにいると強く感じられる」
「感觉还不坏嘛,虽然什么都看不见,却能更加强烈地感受到你的存在。」
いやだと言いながら、思いきり隙(すき)を見せてしまっている。拒絶しきれないだろうと、付け入られたのをぼんやりと感じながらも、戸惑(とまど)うしかできなかった。
明明嘴上说不要却让人有机可乘,就连莉迪雅自己也隐约地感觉到,或许是因为自己无法完全拒绝他,才会让他逮到机会的,但是她却不知道该如何是好。
確実に、彼は隙を見つけてしのびこんでくる人だ。マギーを口説く彼を見ていて、そう知ったのだったけれど、自分の身に降りかかるとどうしていいかわからない。
他的确是个会趁虚而入的人,虽然莉迪雅在目睹他追求玛姬的时候就明白这点,可是当事情发生在自己身上的时候,实在不知道该作何反应才好。
「目が見えないぶん、ほかの感覚が鋭くなっている気がしないか?」
「你不觉得当眼睛看不见的时候,其他感觉会格外敏锐吗?」
「……そ、そう?」
「……是、是吗?」
「きみがどんな表情をしているのかわかる。指先の緊張感や、声や、息遣(いきづか)いや」
「我只要透过指尖传来的紧张感、声音,以及呼吸,就能知道你现在的表情。」
見えない気配、それだけで彼がどのくらい近くにいるのか、リディアにもわかるような気がした。
明明只是一种看不见的气息,但是就连莉迪雅也开始发觉他是多么地贴近自己。
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