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《伯爵与妖精》第四卷第七章蓝宝石的梦7.7

时间:2012-03-05 10:21:10  来源:可可日语  作者:ookami

けっこう、まずい距離。ふだんなら逃げ出しているかもしれない。けれど見えないことを言いわけに、彼女はその場にとどまっていた。

这种距离相当不妙,要是平常的话,莉迪雅说不定就躲开了,不过她却以看不见为藉口留在原地。

きっと手の先だけしか触れあっていないから、危機感がないのだ。

一定是因为彼此只有牵手,所以才没有产生危机意识。

そう思い込もうとしながら、違うのだと気づいてもいた。

尽管莉迪雅想要这么认为,却发现事实并非如此。

不安に冷たくなっていた指先をあたためようとするように、やわらかく手のひらで包み込まれる。変に硬直(こうちょく)していた指がとろけていく。

爱德格温柔地以掌心包覆莉迪雅因不安而发冷的指尖,仿佛想要给她温暖似的;而莉迪雅僵硬的手指也被逐渐融化。

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緊張が解け、力がゆるんだ隙間に、繊細(せんさい)だけれどしっかりした彼の指がしのびこむ。

在她解除紧张、松开力道的时候,爱德格纤细结实的手指却溜进了莉迪雅的指间。

組み合わせるようにして強く握り込まれれば、また泣きたくなった。

手被仿佛要融合在一起似的紧紧握住,莉迪亚又想哭了。

「近づかないでって言ってるじゃない」

「我不是说过离我远一点吗!」

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