《伯爵与妖精》卷五第四章擦身而过的爱情4.9
エドガーにとって、自分の武器は外見だけだ。中身が卑怯(ひきょう)で狭量(きょうりょう)で嫉妬(しっと)深いし自己中心的なのは承知している。女性を口説(くど)くのも人を味方にするのも、口先と外見でだましてきたようなものだ。
对爱德格来说,自己的武器只有外貌而已,因为他知道自己的内心其实很懦弱,不但气量狭小、嫉妒心又重,而且相当自我中心,所以无论是结交女性还是朋友,他几乎都是以口才和外貌博得对方好感。
だから、自分より顔のいい男はきらいだ。
因此,他讨厌长得比自己英俊的男人。
それでも人間なら大きな欠点があるはずだし、鼻持ちならない奴は恥(はじ)をかかせてやって自己満足もできるが、妖精ではどうにもならない。
尽管如此,只要是人类都应该有致命的缺点,所以若遇到庸俗的人还可以想办法让他们出丑以满足自我,但是这对妖精可就不管用。
リディアにとって、エドガーとの婚約は、人間界にいたいからというだけの理由だったなら、彼女の気持ちとしては、エドガーよりもケルピーの方に好意を感じていたかもしれず、それも彼にとってはむかつくことだった。
如果对莉迪雅来说,她与爱德格订下婚约的理由只是为了留在人类的世界,那么比起爱德格,说不定她对格鲁比还比较有好感,这也是爱德格怒火中烧的原因之一。
「リディアは僕の婚約者だ。ダイヤモンドとひきかえにできるはずがないだろう」
「莉迪雅是我的未婚妻,我怎么可能拿她来交换钻石。」
「あいつは解消したがってる。だからあっさり、あんたに条件を話したはずだ」
「可是她想要解除婚约,所以才会不假思索以此做为条件。」
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