《伯爵与妖精》卷五第四章擦身而过的爱情4.9
「がまんできなかったんだよ」
「我没办法按捺自己的情绪。」
むしゃくしゃしながら、頬ににじむ血を手のひらでこする。
心烦意乱的爱德格用手掌拭去脸颊上渗出的血。
「ああ、やっぱりブラックダイヤの呪(のろ)いかな」
「啊,这果然是黑钻的诅咒害的吧。」
そのとき、急にレイヴンは、緊張した様子で窓の方に首を向けた。と思うと、さっとエドガーのかたわらに進み出る。
此时,雷温突然紧张地望着窗户的方向,并且立刻站到爱德格的身边。
「相変わらず、従者殿は敏感だな」
「随从大人还是一样敏锐呀。」
エドガーが振り返ったときには、ずっとそこにいたかのように、黒い巻き毛の青年が窓枠(まどわく)に腰かけていた。
爱德格转过头去,只见一位黑色卷发的青年已经出现在窗台上,彷佛坐在那里很久了。
「よう、青騎士|伯爵(はくしゃく)」
「喂,青骑士伯爵。」
「何の用かな、ケルピー」
「格鲁比,你找我有事吗?」
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