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《伯爵与妖精》卷五第四章擦身而过的爱情4.9

时间:2012-04-11 10:11:43  来源:可可日语  作者:ookami

「失せろ」

「给我消失!」

「ふーん、それがあんたの返事か?」

「哼,这就是你的答案吗?」

「取り引きなんかしない。リディアは僕の婚約者だ!」

「我不会和你交易的,因为莉迪雅是我的未婚妻。」

舌打ちして、ケルピーは消えた。

格鲁比啧了一声,随即消失无踪。

同時にエドガーは、強い脱力感をおぼえた。ケルピーのいた窓辺に両手をつく。

爱德格顿时觉得全身虚脱,双手扶着格鲁比刚才所在的窗台。

「レイヴン、何をやっているんだろう僕は」

「雷温,我究竟怎么了?」

冷静に判断できなくなっている。みすみす目の前のダイヤモンドをのがしてしまった。

他无法冷静地下判断,只能眼睁睁地让钻石从自己的眼前溜掉。

「問題はありません、エドガーさま。誰の手に渡ろうと、ホワイトダイヤは私が手に入れます。でもリディアさんは、私ではどうにもできませんから」

「爱德格伯爵,没问题,不管他打算将白钻交给谁,我都会将它夺回,可是莉迪雅小姐的事我就帮不上忙了。」

そうかもしれない。けれどエドガーは、ケルピーとの取り引きを蹴(け)ったことがよかったのかどうかよりも、自分自身でも思い通りにならない気持ちの乱れに戸惑っていた。

或许是这样吧,然而,比起烦恼回绝格鲁比提出的交易是否妥当,爱德格反到对自己无法心口如一的紊乱思绪感到困惑不已。

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