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《伯爵与妖精》卷五第八章祥和的预感8.6(完)

时间:2012-05-04 13:59:59  来源:可可日语  作者:ookami

「僕の方こそ気づくべきだった。でも本当のところ、無力な子供がユリシスにつかまっていたのでなくてよかったと思ってる」

「我才应该多加留意。不过说真的,好险不是手无缚鸡之力的孩童被尤利西斯捉走。」

それにしても、彼があれほどリディアにつっかかってきた理由が、ユリシスの手先だったからだというのは、正直ほっとしていた。

难怪之前吉米会那么无情地数落莉迪雅,原来他是尤利西斯的手下,莉迪雅知道后觉得舒服多了。

でも、気にしていることをつつかれたくらいで、冷静な判断ができなくなるなんて、フェアリードクターとして未熟すぎると反省すべきところだろう。

不过,莉迪雅一旦被人抓住痛处就无法做出冷静的判断,这也是身为妖精博士还不成熟的地方,需要好好反省一番。

「スレイドや朱い月(スカーレットムーン)のみんなも、妖精の術(じゅつ)に引っかかって、昔から仲間だったかのように思い込んでいたっていうから、気をつけなきゃいけないな。ともかくつけ込まれたのは、僕たちの結束があまかったせいだけど、おかげでというか、これからは歩み寄れるだろう」

「史瑞德与『绯月』的成员们都被妖精施以魔法,所以才认定吉米从以前开始就是他们的同伴,以后也要小心类似情形发生,虽然会被敌人趁虚而入是因为我们不够团结,不过托这件事的福,往后我与他们的距离应该能拉得更近吧。」

「でもエドガー、少し気になってるのは、ブラックダイヤはなくなったけど、夢魔は生きているんじゃないかってことなの。力を蓄えた宝石から生み出されたものが、精霊として生き続けることはあるわ」

「可是爱德格,我有点担心的是虽然黑钻消失了,梦魔却还存在于这个世界上,从充满魔力的宝石中孕育而生的东西将以精灵的形态继续生存下去。」

「ユリシスもそれを知っている?」

「尤利西斯也知道这件事吗?」

「ええ、きっと」

「嗯,一定知道。」

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