《伯爵与妖精》卷六第二章海盗来袭2.7
「特産が蛍石(フローライト)?ごくまれに、赤と黄の混じった稀少石(きしょうせき)が産出?」
「这个村子的特产是萤石?而且是红黄相间的罕见种类?」
「それ、大公家の紋章指輪……」
「就是大公家徽章戒指上的……」
ロタがつぶやく。
萝塔喃喃自语。
「現在は鉱脈(こうみゃく)が尽(つ)きているようです。それより旦那(だんな)さま、わたくしこの村についてはあまりいい印象がなかったことを思い出しました。旦那さまがイブラゼル伯爵を継ぐむね通達いたしましたとき、この村からのみ何の返答もなかったのでございます」
「这种萤石的矿脉似乎已经枯竭了。另外还有一件事要向您报告,我后来才想起某件事让我对那个村子的印象不太好,就是在您继承伊普拉杰鲁爵位、对所有领地下达公文通知的时候,唯独那个村子没有给予回应。」
領主といったって、顔も知らないただの地主だ。とくにこのアシェンバート家の場合、百年単位で不在がちなうえ、当主が領地を訪問することもめったになかっただろう。
虽然爱德格是领主,但是对村民而言,也不过是个从未谋面的地主,更别提艾歇尔巴顿家的人已经有上百年未在英国现身,想必领主本人更是鲜少造访领地。
エドガーだってまだ行ったこともない土地がほとんどだ。
就连爱德格也未曾探访过全部的领地。
そのわりには、妖精の住人が多い土地|柄(がら)、どこもかしこもエドガーに対して好意的な反応だったことからすると、ウォールケイヴ村はそもそも問題のある土地だったのかもしれない。
尽管如此,这些栖息着许多妖精的领地依然对爱德格抱持欢迎的态度,却唯独沃鲁盖普村态度冷淡,或许这个村庄从以前开始便大有问题。
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