《伯爵与妖精》卷七第六章金发的贵妇6.9
返事をする前に、彼はリディアのフードをはずし、確かめるように髪に触れた。
莉迪雅还没出声回答,爱德格已经拿下她的斗篷帽,确认似地抚摸她的头发。
「やっぱりそうだ。カモミールの香りがする」
“我果然没认错,你身上有一股洋甘菊香。”
声を耳元に感じ、彼がどれほど近くにいるか気づいたリディアは、戸惑(とまど)いがちにあとずさる。が、エドガーはリディアの髪をつかんだまま離さなかったので、ほんの少し距離を取っただけだった。
爱德格在莉迪雅的耳边低语,此时她才意识到彼此有多近,不禁困惑地向后退,但是爱德格的手依旧撩起她的发丝,所以莉迪雅只能和他拉开些许距离。
「ああ、でもどうしてこんなところへ……。危険じゃないか。ひとりで来たの?」
“你怎么会跑来这里……太危险了,你是自己一个人来的吗?”
「ええと、ポールさんがいっしょよ。あの、例の琥珀(こはく)が見つかったの。それを使ってバンシーのいるここへ来ることができたのよ」
“不是,波尔先生也来了。对了我们找到琥珀了喔,我们就是靠着琥珀才找到这里来的。”
「琥珀が?本当に?」
“你们找到琥珀了?真的吗?”
「レディ·グラディスを描いた絵に、琥珀が使われてたの。ポールさんにあずけてあるわ。それで彼が、バンシーを連れ出してくれているはずよ」
“琥珀被用来当作葛拉蒂丝伯爵肖像画中的颜料了,我已经把画交给波尔先生,他也会带着班希逃出去。”
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