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《伯爵与妖精》卷七第六章金发的贵妇6.10

时间:2012-08-02 13:17:41  来源:可可日语  作者:ookami

「窓が開いてるのかしら。ねえ、向こうが少し明るいわ」

“窗户是开着的吗?你看,前方有亮光呢。”

手をつないだまま歩き出すことになったが、周囲がよく見えない暗がりの中ではしかたがないと、リディアは自分に言い聞かせた。

于是两人手牵手往光亮处走去,不过莉迪雅告诉自己,是因为周围黑得看不见,她才只好和爱德格牵手的。

歩くほどに、足元の雪が深くなっていく気がする。しかし明かりのもとが何なのかはわかってきた。どうやら、暖炉(だんろ)の火がくすぶっていて、かすかに赤くともっているようだ。ただ、火に近づけども、少しもあたたかさを感じない。

越往前进,脚底的积雪似乎也越深,这时他们总算知道亮光的源头来自哪里。原来是一座暖炉,然而里面的火焰即将燃烧殆尽,只剩下微弱的红色亮光,就算靠过去也毫无暖意。

「リディア、これはどういうこと?」

“莉迪雅,这是怎么回事?”

エドガーの声にあたりを見回せば、暖炉の火に照らされた周囲は、雪が積もった森の風景だった。

莉迪雅听到爱德格的问题之后环视周围,在暖炉火光的照应之下,可以看见被白雪覆盖的森林。

暖炉だけが、ぽつんとそこにある。

森林中没有其他建筑物,只有一座孤独的暖炉。

「いつのまにか外へ出てしまったのか」

“我们已经来到建筑物外了吗?”

「そんなはずないわ。魔法の力に囲まれた建物だから、簡単には外へ出られないもの。きっと、建物の中が変なふうにねじれてるのね。でもここは部屋の中のはずよ」

“这是不可能的,整栋建筑物都被施了魔法,没那么容易走出去,我们应该在房间里面,一定是建筑物内的空间扭曲了。”

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