《伯爵与妖精》卷七第六章金发的贵妇6.10
「窓が開いてるのかしら。ねえ、向こうが少し明るいわ」
“窗户是开着的吗?你看,前方有亮光呢。”
手をつないだまま歩き出すことになったが、周囲がよく見えない暗がりの中ではしかたがないと、リディアは自分に言い聞かせた。
于是两人手牵手往光亮处走去,不过莉迪雅告诉自己,是因为周围黑得看不见,她才只好和爱德格牵手的。
歩くほどに、足元の雪が深くなっていく気がする。しかし明かりのもとが何なのかはわかってきた。どうやら、暖炉(だんろ)の火がくすぶっていて、かすかに赤くともっているようだ。ただ、火に近づけども、少しもあたたかさを感じない。
越往前进,脚底的积雪似乎也越深,这时他们总算知道亮光的源头来自哪里。原来是一座暖炉,然而里面的火焰即将燃烧殆尽,只剩下微弱的红色亮光,就算靠过去也毫无暖意。
「リディア、これはどういうこと?」
“莉迪雅,这是怎么回事?”
エドガーの声にあたりを見回せば、暖炉の火に照らされた周囲は、雪が積もった森の風景だった。
莉迪雅听到爱德格的问题之后环视周围,在暖炉火光的照应之下,可以看见被白雪覆盖的森林。
暖炉だけが、ぽつんとそこにある。
森林中没有其他建筑物,只有一座孤独的暖炉。
「いつのまにか外へ出てしまったのか」
“我们已经来到建筑物外了吗?”
「そんなはずないわ。魔法の力に囲まれた建物だから、簡単には外へ出られないもの。きっと、建物の中が変なふうにねじれてるのね。でもここは部屋の中のはずよ」
“这是不可能的,整栋建筑物都被施了魔法,没那么容易走出去,我们应该在房间里面,一定是建筑物内的空间扭曲了。”
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