《伯爵与妖精》卷七第六章金发的贵妇6.10
木の枝を折って火をかき立てれば、よりはっきりと風景が見えるようになったが、やはり部屋の中には見えなかった。
两人折下树枝丢入暖炉中,让火能够旺一点,四周的景象似乎变得比较清楚了,但是依旧无法看见房间的内部。
「さっきあたしたちが入ってきたドアが、どこかにあるはずだわ」
“我们刚才进来的门应该就在某个地方才对。”
さがそうと歩き出したとき、エドガーがリディアの手を離した。
莉迪雅正要去寻找门的位置时,爱德格松开了她的手。
ふらついたらしく、そばの木に寄りかかった彼は、ずるりとその場に座り込む。
爱德格靠着旁边的树干,因为晕眩而滑坐在地上。
あわてて駆(か)け寄ったリディアは、彼の右手からしたたる血が、雪を染めていくのに気がついた。
莉迪雅慌忙跑到爱德格身边,这才发现鲜血正从他的右手滴下,染红了地上的白雪。
「エドガー!怪我(けが)をしてたの?たいへん、こんなに血が……」
“爱德格!你受伤了吗?天哪、你流了好多血……”
彼自身も、はじめて気がついたように血を眺(なが)めた。
爱德格注视着手上的血,仿佛才刚注意到自己的伤。
「痛くもなんともないのに」
“可是我不觉得痛。”
そう言いながら、そでをめくりあげ、傷を確かめる。黒妖犬にかまれた傷のようだが、目立つほどのものではなかった。
爱德格卷起袖子查看伤势。那是被黑妖犬咬的伤口,看起来并不明显。
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