《伯爵与妖精》卷七第六章金发的贵妇6.10
「牙を取り出す。傷を開いて」
“切开伤口,取出黑妖犬的牙齿。”
「えっ、自分でやるの?」
“咦、你要自己动手吗?”
「慣れてるから」
“我早就习惯了。”
信じられない、と思ったけれど、プリンスから逃(のが)れてきたエドガーは、ずっと戦場にいたようなものなのだ。
莉迪雅简直不敢相信,不过对从王子手中逃出来的爱德格而言,似乎终日都是战场。
怪我も血も日常|茶飯事(さはんじ)。
受伤、流血对他来说不过是家常便饭。
しかしリディアには、ナイフを渡すことはできなかった。黒妖犬の牙は、きっともう溶けてしまっている。魔力の影響は取り除けない。
尽管如此,莉迪雅还是无法将小刀交给爱德格,她知道黑妖犬的牙齿应该已经融化,魔力对人体的影响将无法轻易去除。
リディアが渋ったので、エドガーも理解したのだろう。疲れたようにため息をついた。
爱德格看到莉迪雅迟疑的神情,大概也能够理解原因,接着疲倦似地叹了口气。
「これがバンシーの予言かな。痛くも苦しくもないけど、力が出ない」
“这就是班希的预言吗?我不会痛也没有不舒服的感觉,不过就是使不出力气。”
リディアは首を横に振った。いやだと思った。
莉迪雅摇着头,她不希望爱德格死掉。
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