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双语阅读:《哈利波特与魔法石》第7章分院帽2

时间:2012-12-06 10:54:47  来源:可可日语  作者:ookami

そこには、ハリーが夢にも見たことのない、不思議ですばらしい光景が広がっていた。何千というろうそくが空中に浮かび、四つの長テーブルを照らしていた。テーブルには上級生たちが着席し、キラキラ輝く金色のお皿とゴブレットが置いてあった。広間の上座にはもう一つ長テーブルがあって、先生方が座っていた。マクゴナガル先生は上座のテーブルのところまで一年生を引率し、上級生の方に顔を向け、先生方に背を向けるかっこうで一列に並ばせた。一年生を見つめる何百という顔が、ろうそくのチラチラする明かりで青白い提灯のように見えた。

その中に点々と、ゴーストが銀色のかすみのように光っていた。みんなが見つめる視線から逃れるように、ハリーが天井を見上げると、ビロードのような黒い空に星が点々と光っていた。

「本当の空に見えるように魔法がかけられているのよ。『ホグワーツの歴史』に書いてあったわ」ハーマイオニーがそう言うのが聞こえた。

そこに天井があるなんてとても思えない。大広間はまさに天空に向かって開いているように感じられた。

マクゴナガル先生が一年生の前に黙って四本足のスツールを置いたので、ハリーは慌てて視線を戻した。椅子の上には魔法使いのかぶるとんがり帽子が置かれた。この帽子ときたら、つぎはぎの、ボロボロで、とても汚らしかった。ペチュニアおばさんならこんな帽子は家の中に置いておかないだろう。

もしかしたら帽子からウサギを出すのかな。あてずっぽうにハリーはそんなことを考えていたが、みんなが帽子をじっと見つめているのに気づいて、ハリーも帽子を見た。一瞬、広間は水を打ったように静かになった。すると、帽子がピクピク動いた。つばのへりの破れ目が、まるで口のように開いて、帽子が歌いだした。


私はきれいじゃないけれど
人は見かけによらぬもの
私をしのぐ賢い帽子
あるなら私は身を引こう
山高帽子は真っ黒だ
シルクハットはすらりと高い
私はホグワーツ組分け帽子
私は彼らの上をいく
君の頭に隠れたものを
組分け帽子はお見通し
かぶれば君に教えよう
君が行くべき寮の名を

グリフィンドールに行くならば
勇気ある者が住う寮
勇猛果敢な騎士道で
他とは違うグリフィンドール

ハッフルパフに行くならば
君は正しく忠実で
忍耐強く真実で
苦労を苦労と思わない

古き賢きレイブンクロー
君に意欲があるならば
機知と学びの友人を
ここで必ず得るだろう

スリザリンではもしかして
君はまことの友を得る
どんな手段を使っても
目的遂げる狡猾さ

かぶってごらん!恐れずに!
興奮せずに、お任せを!
君を私の手にゆだね(私は手なんかないけれど)
だって私は考える帽子!

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