双语阅读:《哈利波特与魔法石》第9章午夜决斗1
魔法使いの家の子はみんなひっきりなしにクィディッチの話をした。ロンも同室のディーン·トーマスとサッカーについて、大論争をやらかしていた。ロンにしてみれば、ボールがたった一つしかなくて、しかも選手が飛べないゲームなんてどこがおもしろいのかわからない、というわけだ。ディーンの好きなウエストハム·サッカーチームのポスターの前で、ロンが選手を指でつついて動かそうとしているのをハリーは見たことがある。
ネビルは今まで一度も箒に乗ったことがなかった。おばあさんが決して近づかせなかったからで、ハリーも密かにおばあさんが正しいと思った。だいたいネビルは両足が地面に着いていたって、ひっきりなしに事故を起こすのだから。
ハーマイオニー·グレンジャーも飛ぶことに関してはネビルと同じぐらいピリピリしていた。こればっかりは、本を読んで暗記すればすむものではない――だからといって彼女が飛行の本を読まなかったわけではない。木曜日の朝食の時ハーマイオニーは図書館で借りた「クィディッチ今昔」で仕入れた飛行のコツをウンザリするほど話しまくった。ネビルだけは、ハーマイオニーの話に今しがみついていれば、あとで箒にもしがみついていられると思ったのか、必死で一言も聞き漏らすまいとした。その時ふくろう便が届き、ハーマイオニーの講義がさえぎられたのでみんなホッとした。
ハグリッドの手紙の後、ハリーにはただの一通も手紙が来ていない。もちろんマルフォイはすぐにそれに気がついた。マルフォイのワシミミズクは、いつも家から菓子の包みを運んできたし、マルフォイはスリザリンのテーブルでいつも得意げにそれを広げてみせた。
めんふくろうがネビルにおばあさんからの小さな包みを持ってきた。ネビルはウキウキとそれを開けて、白い煙のようなものが詰まっているように見える大きなビー玉ぐらいのガラス玉をみんなに見せた。
「『思いだし玉』だ!ばあちゃんは僕が忘れっぽいこと知ってるから――何か忘れてると、この玉が教えてくれるんだ。見ててごらん。こういうふうにギュッと握るんだよ。もし赤くなったら――あれれ……」
思いだし玉が突然真っ赤に光りだしたので、ネビルは愕然とした。
「……何かを忘れてるってことなんだけど……」
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