双语阅读:《哈利波特与魔法石》第9章午夜决斗1
第9章真夜中の決闘
CHAPTER NINE The Midnight Duel
ダドリーより嫌なヤツがこの世の中にいるなんて、ハリーは思ってもみなかった。でもそれはドラコ·マルフォイと出会うまでの話だ。一年生ではグリフィンドールとスリザリンが一緒のクラスになるのは魔法薬学の授業だけだったので、グリフィンドール寮生もマルフォイのことでそれほど嫌な思いをせずにすんだ。少なくとも、グリフィンドールの談話室に「お知らせ」が出るまではそうだった。掲示を読んでみんながっくりした。
――飛行訓練は木曜日に始まります。グリフィンドールとスリザリンとの合同授業です――
「そらきた。お望みどおりだ。マルフォイの目の前で箒に乗って、物笑いの種になるのさ」
何よりも空を飛ぶ授業を楽しみにしていたハリーは、失望した。
「そうなるとはかぎらないよ。あいつ、クィディッチがうまいっていつも自慢してるけど、口先だけだよ」
ロンの言うことはもっともだった。
マルフォイは確かによく飛行の話をしたし、一年生がクィディッチ·チームの寮代表選手になれないなんて残念だとみんなの前で聞こえよがしに不満を言った。マルフォイの長ったらしい自慢話は、なぜかいつも、マグルの乗ったヘリコプターを危うくかわしたところで話が終わる。自慢するのはマルフォイばかりではない。シェーマス·フィネガンは、子供の頃いつも箒に乗って、田舎の上空を飛び回っていたという。ロンでさえ、聞いてくれる人がいれば、チャーリーのお古の箒に乗って、ハンググライダーにぶつかりそうになった時の話をしただろう。
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