双语阅读:《哈利波特与魔法石》第9章午夜决斗4
正面階段を上がり、大理石の階段を上がり、それでもマクゴナガル先生はハリーに一言も口をきかない。先生はドアをグイッとひねるように開け、廊下を突き進む。ハリーは惨めな姿で早足でついていく……たぶん、ダンブルドアのところに連れていくんだろうな。ハリーはハグリッドのことを考えた。彼も退学にはなったけど、森の番人としてここにいる。もしかしたらハグリッドの助手になれるかもしれない。ロンや他の子が魔法使いになっていくのをそばで見ながら、僕はハグリッドの荷物をかついで、校庭をはいずり回っているんだ……想像するだけで胃がよじれる思いだった。
マクゴナガル先生は教室の前で立ち止まり、ドアを開けて中に首を乗っ込んだ。
「フリットウィック先生。申し訳ありませんが、ちょっとウッドをお借りできませんか」
ウッド?ウッドって、木のこと?僕を叩くための棒のことかな。ハリーはわけがわからなかった。
ウッドは人間だった。フリットウィック先生のクラスから出てきたのはたくましい五年生で、何ごとだろうという顔をしていた。
「二人とも私についていらっしゃい」
そう言うなりマクゴナガル先生はどんどん廊下を歩き出した。ウッドは珍しいものでも見るようにハリーを見ている。
「お入りなさい」
マクゴナガル先生は人気のない教室を指し示した。中でピーブズが黒板に下品な言葉を書きなぐっていた。
「出ていきなさい、ピーブズ!」
先生に一喝されてピーブズの投げたチョークがゴミ箱に当たり、大きな音をたてた。ピーブズは捨てぜりふを吐きながらスイーッと出ていった。マクゴナガル先生はその後ろからドアをピシャリと閉めて、二人の方に向きなおった。
「ポッター、こちら、オリバー·ウッドです。ウッド、シーカーを見つけましたよ」
狐につままれたようだったウッドの表情がほころんだ。
「本当ですか?」
「間違いありません」先生はきっぱりと言った。
「この子は生まれつきそうなんです。あんなものを私は初めて見ました。ポッター、初めてなんでしょう?箒に乗ったのは」
ハリーは黙ってうなずいた。事態がどうなっているのか、さっぱりわからなかったが、退学処分だけは免れそうだ。ようやく足にも感覚が戻ってきた。
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