您现在的位置:首页 > 双语阅读 > 小说与诗集 > 哈利波特 > 正文

双语阅读:《哈利波特与魔法石》第9章午夜决斗7

时间:2013-01-05 10:39:59  来源:可可日语  作者:ookami

「大丈夫。マダム·ポンフリーがあっという間に治してくれたよ」

「よかったね――悪いけど、ネビル、僕たちはこれから行くところがあるんだ。また後でね」

「そんな、置いていかないで!」ネビルはあわてて立ちあがった。

「ここに一人でいるのはいやだよ。『血みどろ男爵』がもう二度もここを通ったんだよ」

口ンは腕時計に目をやり、それからものすごい顔でネビルとハーマイオニーをにらんだ。

「もし君たちのせいで、僕たちが捕まるようなことになったら、クィレルが言ってた『悪霊の呪い』を覚えて君たちにかけるまでは、僕、絶対に許さない」

ハーマイオニーは口を開きかけた。「悪霊の呪い」の使い方をきっちりロンに教えようとしたのかもしれない。でもハリーはシーッと黙らせ、目配せでみんなに進めと言った。

高窓からの月の光が廊下に縞模様を作っていた。その中を四人はすばやく移動した。曲がり角に来るたび、ハリーはフィルチかミセス·ノリスに出くわすような気がしたが、出会わずにすんだのはラッキーだった。大急ぎで四階への階段を上がり、抜き足差し足でトロフィー室に向かった。

マルフォイもクラップもまだ来ていなかった。トロフィー棚のガラスがところどころ月の光を受けてキラキラと輝き、カップ、盾、賞杯、像などが、暗がりの中で時々瞬くように金銀にきらめいた。

四人は部屋の両端にあるドアから目を離さないようにしながら、壁を伝って歩いた。マルフォイが飛びこんできて不意打ちを食らわすかもしれないと、ハリーは杖を取りだした。数分の時間なのに長く感じられる。

「遅いな、たぶん怖気づいたんだよ」とロンがささやいた。

その時、隣の部屋で物音がして、四人は飛び上がった。ハリーが杖を振り上げようとした時、誰かの声が聞こえた――マルフォイではない。

「いい子だ。しっかり嗅ぐんだぞ。隅の方に潜んでいるかもしれないからな」

フィルチがミセス·ノリスに話しかけている。心臓が凍る思いで、ハリーはメチャメチャに三人を手招きし、急いで自分についてくるよう合図した。四人は昔を立てずに、フィルチの声とは反対側のドアへと急いだ。ネビルの服が曲り角からヒョイと消えたとたん、間一髪、フィルチがトロフィー室に入ってくるのが聞こえた。

上一页 [1] [2] [3] [4] 下一页

相关阅读

无觅相关文章插件,快速提升流量