《伯爵与妖精》卷三第一章妖精女王的新郎1.12
「わかんねえけどさ、なんかいやな感じなんだ。それにこの石、苔(こけ)が生えてるぜ」
「这颗石头长满了青苔呢,虽然我也不太清楚,但是觉得不太吉利。」
苔、水の中にあった石。
从青苔可以判断出石头应该来自水里。
リディアも少々、いやな予感をおぼえた。
莉迪雅也稍稍感到一股不祥的预感。
まさかね、と自分に言い聞かせる。
不会吧,她自言自语地说道。
「旦那(だんな)さま、さっきの先生の忘れ物はどういたしましょう」
「主人、刚才那位老师忘了拿走的东西要如何处理呢?」
そこへ現れた執事(しつじ)の言葉に、ますます気分が滅入(めい)る。
总管的话让莉迪雅的心情越来越郁闷。
忘れ物、指が四本ばかり。リディアの目に焼き付いているそれが、ぱっと思い浮かぶのだからたまらない。
遗忘的东西只有那四根手指,莉迪雅突然想起烙印在眼中的那一幕,感到浑身不自在。
「きっと取りには来ないだろうからね。野良犬の餌(えさ)にでもするかい?」
「他应该不会回来拿了,就当成喂野狗的饲料如何?」
ほんの一瞬、エドガーの残酷(ざんこく)な方の一面がかいま見えると、ふとすべてが、悪い方へ向かって連鎖(れんさ)していくように感じ、リディアはその感覚を追い払うように頭を振った。
一瞬间,她看见了爱德格残酷的一面,总觉得情势犹如连锁反应般倒向了坏的方向,于是莉迪雅奋力地摇了摇头,试图赶走那种感觉。
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滅入る「めいる」五段自动词。沉闷。忧郁。消沉。郁闷。
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