《伯爵与妖精》卷三第四章义贼团的奸细4.4
「でもきみは、いつでも僕を許してくれる。最初からそうだった。僕が強盗だったと知ったときも、きみをだまそうとしたことも許してくれた。そんなきみだから、そばにいてほしいんだ。犯した罪は消えないけど、きみが僕を見捨てずにいてくれるなら、伯爵(はくしゃく)を名乗って生きていくことも許されるような気がしている」
「可是你总会原谅我,从我们刚认识时就是这样,你明明知道我原本是个强盗,却原谅了欺骗你的我,正因如此,我才会希望你能留在我身边,就算我犯下的罪不会因此消失,但只要你不舍弃我,我便会觉得得到了宽恕,可以用伯爵的身分继续活下去。」
いつになくきまじめな口調に、リディアの心臓がどきりと鳴った。
他用不同于以往的认真口吻做出告白,害莉迪雅的心头扑通扑通地跳。
「きみは僕の、ろくでなしなところを知っている。でもそうなるしかなかった事情もわかってくれているだろう? きらいじゃないと言ってくれた、これがありのままの僕だ。きっとこれからも、誰にも打ち明けることはない秘密をかかえていくしかないけれど、同じ境遇にいた仲間以外にはわかるはずもないと思っていた僕の気持ちを、きみだけが受けとめてくれた。それだけでは、きみをとくべつに想う理由にはならないのか? これも軽い気持ちだと、うそだと思う?」
「你不但知道我的软弱,也了解我会变成这样是情非得已,你还说你并不讨厌现在的我,我本来觉得,无法对他人坦白的我只能抱着这个秘密活下去,除了相同遭遇的同伴们之外没人能了解我;但是,唯独你接纳了我,这难道不能成为你在我心中拥有特殊地位的理由吗?还是说,你也把它当成是轻浮的谎言呢?」
でも彼は、これくらいのこと、心にもなくてもすらすら言える人だ。
但是,偏偏他就是一个能脸不红气不喘地说这种话的人。
「うそじゃなくても、軽い気持ちよ」
「就算你没有说谎,也并非出自真心吧。」
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すらすら副词。办事或说话流畅。流利。顺利。
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