《伯爵与妖精》卷三第五章射手放箭5.1
「だがポール、伯爵家にいる東洋人の少年を知っているだろう。あの少年は、プリンスの奴隷(どれい)として殺人の訓練を受けていた。おぼろげながらも見覚えのある者が仲間にいた。ひとりじゃない、プリンスのもとを逃れ我らが保護した何人かが、あの東洋人を知っていたんだ」
「不过,你应该知道伯爵家有个东方少年吧,那名少年曾是王子的奴隶,接受过杀人训练,同伴之中有人对他留有模糊的印象,而且看过的还不只一个人,有数名逃离王子,进而接受我们保护的人都看过那个东方人。」
「プリンスの……?」
「王子的奴隶......?」
「ああ、はっきりと確認するために、マイクがダンス教師に扮(ふん)して潜入(せんにゅう)した。よけいなことをしでかしてあのざまだがな、ただの召使いじゃないことははっきりしたさ。それに、プリンスが特別扱いしていた白人奴隷は金髪の美しい少年だったというし、どう考えてもあのふたりは、アメリカから送り込まれ青騎士伯爵の宝剣を盗むよう命令されたプリンスの犬だ」
「没错,为了确认此事,麦克曾经假扮舞蹈老师潜入对方的地盘,虽然他因为做了多余的事而弄成那副德行,但至少确定了那家伙不是普通的随从。再加上,据说受到王子特别照顾的白人奴隶是个金发的美少年,所以无论怎么想,那两个人一定都是从美国被送进来,奉命盗取青骑士伯爵宝剑的王子走狗。」
よくわからないが、エドガーは青騎士伯爵の血筋じゃないらしいとケルピーは話を聞きながら、だからといってニセ者だと考える理屈に首を傾(かし)げた。
虽然格鲁比搞不清楚状况,但是这段话好像是在说爱德格并非青骑士伯爵的后裔,让他感到疑惑的是他们因此认为爱德格是冒牌货的奇怪论调。
妖精の魔法を秘めた宝剣を持っているんだから、本物でいいじゃないかと思う。
他心想,既然他拥有蕴藏妖精魔法的宝剑,那为何不能把他当成真正的伯爵呢?
どうせ人間なんて、妖精にかかわれる者とそうでない者と、二種類しかいないのだから。
反正人类也只能区分为与妖精有关、或无关这两种。
しかし画家は、伯爵がニセ者だということより、別のことに驚愕(きょうがく)したようだった。
但是那名画家并没有对伯爵是冒牌货这件事感到讶异,反倒是对别的事情感到错愕。
「そんな、あの伯爵がプリンスの仲間なんですか? どうして今まで教えてくれなかったんですか!」
「怎么可能?那个伯爵是王子的同伙吗?为什么到现在才告诉我呢?」
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