《伯爵与妖精》卷三第五章射手放箭5.7
もはや疑いようもなく、ポールはとっさに、エドガーの手からティーカップをはねのけていた。
不再存有疑虑的波尔急忙上前,将爱德格手中的茶杯打掉。
カップが割れ、紅茶があたりにぶちまけられる。
茶杯破碎、红茶撒了一地。
熱いお茶がポールの手にも、たぶんエドガーにもかかっただろうけれど、ふたりとも意に介していなかった。
虽然滚烫的红茶泼到波尔手上,爱德格大概也受到了波及,但是两人却不以为意。
物音に驚いた家政婦が部屋に入ってきたのも、一見して貴族とわかる客が火傷(やけど)をしなかったかと心配そうに近づいてくるのもどうでもよかった。
侍女听见破碎声吓得赶紧进来查看,并担心地靠近那位看似贵族的青年检查他有无烫伤,两人也把她当成空气一样。
ポールは突っ立ったまま、かろうじて胸に手をあてた。
波尔站在原地,勉强地以手捂住伤口。
「ポール、きみはやっぱり変わっていない」
「波尔,你果然没变。」
「……お許しください、伯爵(ロード)。……いえ」
「......伯爵,请您原谅我......不......」
公爵(デューク)と言いかけたそのとき、家政婦が不自然なほどエドガーに接近した。
公爵这两个字还没说出口,形迹可疑的侍女突然接近爱德格。
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