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《伯爵与妖精》卷三第五章射手放箭5.7

时间:2011-12-27 11:47:36  来源:可可日语  作者:ookami

もはや疑いようもなく、ポールはとっさに、エドガーの手からティーカップをはねのけていた。

不再存有疑虑的波尔急忙上前,将爱德格手中的茶杯打掉。

カップが割れ、紅茶があたりにぶちまけられる。

茶杯破碎、红茶撒了一地。

熱いお茶がポールの手にも、たぶんエドガーにもかかっただろうけれど、ふたりとも意に介していなかった。

虽然滚烫的红茶泼到波尔手上,爱德格大概也受到了波及,但是两人却不以为意。

物音に驚いた家政婦が部屋に入ってきたのも、一見して貴族とわかる客が火傷(やけど)をしなかったかと心配そうに近づいてくるのもどうでもよかった。

侍女听见破碎声吓得赶紧进来查看,并担心地靠近那位看似贵族的青年检查他有无烫伤,两人也把她当成空气一样。

ポールは突っ立ったまま、かろうじて胸に手をあてた。

波尔站在原地,勉强地以手捂住伤口。

「ポール、きみはやっぱり変わっていない」

「波尔,你果然没变。」

「……お許しください、伯爵(ロード)。……いえ」

「......伯爵,请您原谅我......不......」

公爵(デューク)と言いかけたそのとき、家政婦が不自然なほどエドガーに接近した。

公爵这两个字还没说出口,形迹可疑的侍女突然接近爱德格。

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