《伯爵与妖精》卷三第六章青骑士伯爵的血6.10
腕をつかみ、ムーンストーンの指輪を乱暴に抜き取る。
爱德格抓住他的手腕、扯下月光石戒指。
「朱(あか)いムーンストーンだが、ありふれた品だね。|輝き(シーン)はぼやけているし、妖精の持ち物だったとは思えない」
「这虽然是红色月光石,但却是一般的货色,光泽也很暗淡,不像妖精的东西。」
ぞんざいに放り投げて返す。
他粗鲁地将戒指丢了回去。
「だがきみたちは、青騎士|卿(きょう)の守護妖精を名乗り、この肖像画の伯爵に忠誠を誓っているんだろう? まあね、どこもかしこも秘密結社ってやつは、パラケルススだのローゼンクロイツだの伝説的な人物を始祖(しそ)に据えたがる。儀式を特殊化し、部外者に謎めいた印象を持たせ、仲間内の結束を高尚(こうしょう)なものと思い込むための、一種の遊び、そういうことか?」
「但你们自称为青骑士伯爵的守护精灵,还对着这幅伯爵的肖像画誓死效忠对吧?反正这种随处可见的秘密组织多以帕拉赛尔苏斯(注1)与玫瑰十字会这类传说作为始祖,创造出标新立异的仪式,赋予外人神秘的印象,并将成员间的向心力视为高尚的情操、当作一种娱乐,我说的应该没错吧?」
「我々は、遊びでこんなことを始めたのではない。身を守るため、そして戦うためだ」
「我们的组织并不是抱着游戏的心态成立的,是为了自我保全、并肩而战。」
「なら本気で、青騎士伯爵の片腕となるつもりかい? むろん僕は、きみたちが使い物になるかどうか確かめたいけどね」
「那么,你们当真立志成为青骑士伯爵的得力助手吗?当然,我也必须确认你们是否有这个资格。」
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