《伯爵与妖精》卷三第六章青骑士伯爵的血6.10
「ポール、おまえの話が本当だとしても、こいつもその東洋人も、プリンスのもとにいたのは間違いない。洗脳されているかもしれないし、よほど下(した)っ端(ぱ)ならともかく、奴の身近にいた人間が逃げ出して自由にしているなど考えられない。逃亡者は徹底的に追われて殺される」
「波尔,就算你的话属实,但这家伙和那个东方人曾待在王子身边,这点可错不了,说不定他们已经被洗脑了呀,暂且不论身分卑微的人,亲近那家伙的人是不可能逃出来、获得自由的,逃亡者必定会被追杀到底。」
その通りだ。エドガーが殺されなかったのは、プリンスにとって生きたままとらえなければならない存在だったからだ。
一点都没错,爱德格之所以没遭到杀害,是因为王子必须将他生擒活拿。
なぜ殺さないのか理由は知らない。エドガーを追いつめるために仲間を殺し、様々な手をしかけてきたけれど、彼を殺すわけにはいかなかったその一点を抜け道として、ここまで逃れることができたのだ。
爱德格不清楚自己为何没被杀,王子为了将他逼入绝境不仅杀害他的同伴,还使尽各种手段;不过爱德格反而利用了这点作为逃脱的筹码,才能这样一路走来。
「でも、プリンスが手下に、青騎士伯爵の名を得ることを許すでしょうか。この方は、ぼくたちが認めようと認めまいと、女王|陛下(へいか)によって正式に認められているんです。そういう存在は、プリンスにとって好ましくないのではないですか?」
「但是,王子怎么能容许他的手下继承青骑士伯爵的名号呢,各位,不管我们承不承认,他都受到了女王陛下的正式认可,他的存在对王子来说是一种威胁呀。」
反論の余地を探してか、スレイドは首をひねりながら黙り込んだ。
大概是找不到反驳的余地了吧,史瑞德摇头不语。
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