《伯爵与妖精》卷三第七章与大骗子的约定7.4
それでも父のことを思い浮かべてしまえば、リディアの心は大きく傾いた。
即便如此,但是只要一想起父亲,莉迪雅的心就整个被拉了过去。
結婚なんてまだまだ先のことだと思っていたリディアにとって、もう少し父の娘でいたいというのは正直な思いだ。
老实说,莉迪雅一直认为结婚这种事离自己还很遥远,可以的话很想再多陪陪父亲。
ずるい。けどもう、父につながるエドガーの手を、リディアが離せないだろうと知っている彼は、不敵に微笑(ほほえ)む。
太狡猾了,不过,爱德格知道莉迪雅已经无法放开自己那双与她父亲所在的世界相连的手,接着她露出无畏的笑容。
「わかったわ、エドガー。あたしに〝月〟をください……」
「我明白了,爱德格,请将『月亮』送给我......」
「ありがとう。一生きみを大切にする」
「谢谢,我将守护着你,直至永远。」
この場だけの約束。わかっていても、エドガーがやけにまじめにそう言うから、奇妙にドキドキした。
这只是一时的约定,尽管明白这一点,莉迪雅还是因为了爱德格分外认真的话语莫名地心跳加速。
リディアの左手を、急いで彼は取りあげる。ムーンストーンの指輪が薬指におさまるのを眺めているのは、不思議とくすぐったいような気持ちだった。
他急忙牵起莉迪雅的左手,她看着月光石戒指被套在自己的无名指上,突然感到一阵害羞。
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